南房総の手漕ぎボート

日　 付　　：　２００８年６月２８（土）

場　 所　　：　南房総

潮　　　時 ：　長潮（干潮７：００　満潮１４：００）

釣　 法　　：　エギング、その他

時　　　間 ：　５：００〜１２：００

メンバー　：　kog

釣　　　果 ：　ゴテンアナゴ５０ｃｍ、マルイカ（ケンサキイカ）×１、キス少々

■　釣　行　記　■

　週末の天候がなかなか安定しなかった時期が続いていたこともあり、今期の手漕ぎボートは未だ1回のみ。しかし、今週の土曜日の予報では波、風ともに穏やかなこと間違い無しである。大型アオリイカの最盛期ということもあり、ここは欲を出して手漕ぎボートのエギング勝負だ！

　ホームグラウンドの海岸は予想通り穏やかな天候だ。朝4時。空が白み始めるとともにボート屋さんが準備のために来た。客足の予想を判断してか、いつも早いが今日は更に早い。今日は長潮・・・。ここだけが気になるところではある・・・。5時を前に出発。

　一直線にアオリイカのポイントを目指し、久しぶりのオールを漕ぐ手に力が入る。潮の向きを確認してからアンカーを打つ。期待に胸ふくらませ、第一投目！その後の数投目にズシッっとは行かないまでも確かなイカのフッキング！ゆっくり寄せて来ると、これまた今が最盛期のマルイカ（ケンサキイカの子供）でした！ちょっと小さいがこのくらいがプリップリの食感が抜群に旨いのです！いやぁ〜、それにしても久しぶりのイカの引きだった・・・。

　幸先良く始まったのでますます期待がふくらみ、この調子だったらマルイカ爆釣か？！アオリも釣れれば言うことなし！

　との思いはだんだん不安に・・・。

　その後はシャクれどシャクれど全く反応なし・・・・。意地になって粘りに粘るも全然駄目。

　最初に不安だった長潮という条件は、やはり流れが緩くイカにとっては厳しい状況か？

　ここは心機一転。キスを釣って、それを餌に大物狙いに転向することにします。狙いはマゴチ、ヒラメだ。場所を砂地に移し、まずはキスを狙う。しかし、キスの反応も今一である。何とか小さめにキスを釣り上げ、口掛けで仕掛けに装着。アンカーを上げ流す。が、やはりここは長潮。流れない・・・。ゆっくりゆっくり流れはするものの、非常に効率悪し・・・・。

　2度目の流しで、やっとこさ反応が！ググッと竿先が曲がる！来た来た！やっと来た！竿を持ち、食い込みを待つ。何だかマゴチ系のアタリではなく変な反応だが、大物には間違いない。じっくり食わせてやる。バラシは絶対に許せん。グイグイ〜っと持って行ったところでアワセる！竿が曲がれどなかなか持ち上がらない。暴れ方からしてマゴチやヒラメではないことは分かったが、魚なことは確か。タコでもないし・・・。何だろう？と辛抱して踏ん張ってたところで一気に暴れ出した！ドラグを鳴らしながらリールを巻いて海面に・・・。長い・・・。アナゴでした！５０ｃｍのぶっ太いアナゴ！体表が黄金に輝く房総で有名な金アジならぬ金アナゴ？！東京湾奥で釣れるマアナゴとは違い、目が非常に大きいのが特徴のゴテンアナゴです。味はちょっと落ちますが、食い応えがありそうです。今年は、この様な大型のアナゴが各貸しボート屋さんの釣果で目に付きます。かなりのどん欲さで目の前に来る獲物は全て食っちゃうような奴らです。キスでもネズッポでも何でも食らい付いてきます。

　潮も完全に止まり、キスも釣れない・・・。今日はこれにて終了としましす。

　久しぶりの手漕ぎで、現在筋肉痛・・・・。

■　本日のキープ　■

｜Diary Top｜Home｜Next｜