飼育日記　ｖｏｌ．4

２００1年1月２７日（土）

ブラックモーリーの威力！

　数ヶ月前、近所のペット屋さんにイトメ（糸ミミズ）を買いに行った。そこにブラックモーリーがいた。一匹１５０円だった。

体長約４cmのブラックモーリー（成魚になると８cm）

　プレコの水槽は、結構汚れる。だから、残飯整理用に、モエビ、メダカ、オトシンクルスなどを入れていた。でも、次の日には、やはり残飯が若干残っていた。良い新人はいないものかと悩んでいた。そこで、安くて仕事をバリバリこなしそうなこいつを迎えた。

　しかし、どうしたことか、こいつは、残飯整理屋としては、劣等生だった。プレコの餌は、どうも嫌いならしい。一回二回つついて終わり。従って、自分の食う餌がこの水槽には無い。これでは、とうてい仕事はしそうにない。もう、お前はくびだーっ！

　そこで、少々余裕のある、チビコリドラス用の水槽へ引っ越しさせた。この水槽は、濾過能力が他の水槽より少々劣っており、黒い線状のコケが黒幕のようにガラス面に繁茂していた。するとどうだろう！猛烈な勢いでモーリー君は、そのコケをむしり取り始めた！その結果がご覧の通り。

見よ！これがブラックモーリーの威力！黒コケをむしり取った痕跡だ！

　水槽面の上部に黒くこびり付いているのがコケ。実は、モーリー君を引っ越させる前は、この下部に同じくらいのコケが有りました。バリバリむしり取ってここまで綺麗にしてくれました。熱帯魚を飼っていると、こんな新しい発見ができるから面白い！