カサゴの煮付け

　　〜　 冬に釣れるカサゴはやっぱり温かい煮付けで 　〜

冬のカサゴはゼラチン質抱負

　冬に勝山周辺で釣ったカサゴです。カサゴはどちらかというとさっぱりした感じがしますが、冬に釣れるものは、結構脂が乗っていて旨いようだ。ここは、温かい煮付けで身体を温めよう。

　実際、捌くときに手が脂でヌルヌルした。

　これだけでかければ一匹で十分でしょう。

勝山周辺で釣り上げた２２ｃｍの良型カサゴ

　ウロコを落として、エラを取り、ハラワタを綺麗に取って、しっかり水洗いします。

　煮付け汁が染み込むように、胴体に飾り包丁を入れます。

さて、前ごしらえです。

　水、醤油、酒、ミリン、砂糖で味を整えます。

　弱火でかき混ぜながら、自分の好みの味にしていくと失敗無しです。

　魚の臭みを取るために薄く切ったショウガをパラパラと浮かべます。

　一煮立ちしたら、早速魚を入れましょう。

味は、弱火で調整しながら自分の好みに調整すると失敗しません。

　煮汁が一煮立ちしたら、魚を入れます。

　汁に浸かっていない側は、お玉で汁をかけましょう。

煮付けの開始です。

　一、二度、魚に沸騰した煮汁をお玉でかけた後、蓋をします。

　ぐつぐつ５分ほど煮ます。

　それから、蓋を取り、あくを取りながら、お玉で汁をかける。これを繰り返しながら、更に一煮立ちさせます。

もう一息だな・・・・。

　お〜、湯気が立って旨そうだ！

　出来上がりです。

さあ、出来上がり！

＜　はたして味は？　＞

　我ながら良く出来ました。

　身はプリプリで煮付けとしては最高の素材ですねぇ。心配していた味もオイラには丁度良い甘さで上手くいった！

　でも、昔、静岡の沼津漁港の直ぐそばにある有名な食堂で食べたものには敵わないなぁ。

出来映え 　：　★★★★☆