内房のメバル

日　 付　　：　２００８年２月１６（土）

場　 所　　：　南房〜内房

潮　　　時 ：　長潮（満潮１０：００　干潮１９：３０）

釣　 法　　：　ウキ釣り

時　　　間 ：　１７：００〜２１：３０

メンバー　：　kog

釣　　　果 ：　メバル２５ｃｍ×１、２０ｃｍＤＯＷＮ×８

■　釣　行　記　■

　寒さはまだ続いているが、今日も天気が良い。この時期はやはりメバルしかないのであります。

　向かうは、館山方面。今日も南から北上しながらのラン＆ガンで勝負です。

　最初のポイントは超実績ポイントだが、この時期はちょっと早いか？釣れるときと釣れないときの差がはっきりと出てしまうポイントだ。前回に続き、ウキ釣りで狙ってみる。

　ウキの良いところはピンポイントで狙いたい場所を攻めることが出来る。攻めると言うよりも誘いの釣りだ。

　彼方此方と過去に釣れたピンポイントを狙うがフグ攻撃・・・・。

　1時間以上粘るもサッパリアタリ無し・・・。

　あえなく撤収・・・・。

　こうなったら、最近の内房実績ポイントでやるしかない。ということで、一気に内房へ北上！

　ここへ来ると、全く風もなく穏やかな天候だった。しかし、今日は長潮で潮が効かないのでいつものように行くだろうか？

　そんな不安は直ぐに解消。１５ｃｍ級ではありますが元気なメバルが食ってきた。しばらくは、このサイズが釣れてくる。

　しかしその後、ゆっくりとウキが沈んだ。小さいサイズは結構一気に持って行くのだが、これは違った。ゆっくりラインにテンションを掛けてみるといきなり走った！重量感たっぷりの引き！これはここのポイントでの記録が出るぞ！ドラグの鳴りがいつもと違う。ウキ釣りなので針掛かりは浅い。慎重に寄せてくる。ラインをしっかり巻いて一気に抜き上げる。竿が曲がりすぎて冷や冷やしたが何とかランディング。やはりここでの新記録。今期最高でもある２５ｃｍの良型でありました！

　満足感に浸っていたのだが、この後恐怖の自然の猛威にさらされるとは・・・・。

　この調子で更なる記録更新を目論んでいたのだが、急激に天候が変わってきた。星で輝いていた空が突然暗くなってきた。気温も急降下し、吐く息も白くなってくるほどだ。今日の天気予報では雨は降らないはず・・・。真っ白な霧が山から降りてきた。その後、かかと部分にバチッ、バチッという強烈な刺激が襲う！痛っ！と思って足の裏を見ても何も無い。気のせいかと思っていたが、それが更に激しくなる。バチッ、バチッ、バチッ・・・・・。確かな電気的刺激が襲う！どこかで漏電事故でも有ったのかと思ってもみたが、これは強烈な静電気である！足の裏から常に発せられる静電気に何が何やら、一体全体何が起こっているのだ〜！

　その内、足の裏だけではなく身体全体が静電気に覆われてしまったのです！耳を澄ませばバチバチバチバチ・・・・と竿先からも頭のてっぺんからも静電気が放電している状態！こんな経験は初めてだったので何が何やら解らない。天変地異か？！これはやばいと思い、道具を仕舞おうと竿を置いたらバチッ！道具を持とうとしてもバチッ！どうにもこうにも・・・・。堤防全体が静電気に覆われてしまったようだ。

　そんなこんなと慌てふためいていると、雪が一気に舞ってきた。そして、静電気は治まったのである・・・・。

　かれこれ５分間の静電気恐怖体験。

　自然現象でこんなことは初体験である。雨や風、雪や嵐、暑さや寒さ・・・。色々経験してきたが、これはこれは正に恐怖でございました。

　乾燥した冬に、雲や雪を伴った局所的低気圧が襲ってきたらご用心である。雲の中で発生した強烈な静電気が地上まで襲ってくることもあるようです。

　満足な釣果を得たものの、こんな恐怖にさらされるとは・・・・。

　逃げるように納竿(^.^ ;

■　本日のキープ　■

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