南房総のイカ狙い
日 付 ： ２００９年５月２３（土）
場 所 ： 南房
潮 時 ： 大潮（満潮１６：４０ 満潮２２：００）
釣 法 ： エギング・餌釣り
時 間 ： １５：００〜０：００
メンバー ： kog、烏賊チュウ
釣 果 ： カミナリイカ×１（1.6kg）、コウイカ×１、ヒイカ×１、カサゴ×１（24cm）
■ 釣 行 記 ■
今回は烏賊チュウと共に南房総へイカ狙いです。今回は餌釣りにも挑戦します。風も穏やかで大潮ということもあり期待むんむんであります。午後になってから出発です。
餌釣りとなれば、スーパーで小アジなどを購入するという手もあるのですが、ここはやはり現地調達。ネンブツダイをライトタックルで釣り、携帯用ポンプでブクブクして活かしておく。
午後6時。釣り座を確保し先ずは餌釣りの用の仕掛けを用意。もう１本の竿は餌木で勝負です。ヘチへ餌木を落としてタコ狙いでチョンチョンアクション・・・。反応無し・・・・。
いよいよ暗くなってきたので、必殺発電機作戦決行です。
今日は、大潮とということもあり海面が高く、岸壁間際まで小サバの大群やカタクチイワシの大群が押し寄せています。これは良い雰囲気！なにか予感がします・・・・。
その予感は思わぬところで的中してしまうのでのです！発電機の明かりの下に、何やら胸鰭が大きな魚が泳いでいるではないか？！巨大なトビウオか？！
ここで、久々のタモ部長烏賊チュウの本領発揮です！でかいタモで見事にゲット〜！
！！！！！？？？？？ な、なんだこりゃ〜！
５０ｃｍ以上はある「エチオピア」だぁ〜！
エチオピアなるシマガツオ！こんな巨大な魚が岸壁近くをウロウロしておるとは！この巨大な胸鰭を広げて上から見ると正に巨大トビウオと思いきや、上げてビックリ縦に長かったのであります・・・・。予感的中・・・・こんなことが起こるとは・・・・。鮮度が命の魚です。我々のクーラーには到底入りっこありません・・・。撮影後、海にお帰りなってもらいました。
これは、まだまだ何かが起こる予感です・・・・。
そして、それが起こるのです・・・・。発電機の明かりに集まっていた小魚がいきなり狂ったように騒ぎ出したのであります！海の中は狂った魚で川のような様相です！岸壁がナブラでもの凄いことになっています！完全に何かに追われて怯えています！しかし、追っている犯人は見えず・・・・。その内小魚の鱗が海底からブワ〜ッと浮いてきました。
そして間もなく私の餌木に反応が！
ズズッ、ズシ〜ッ！！！
乗ってます！何かが・・・・！竿先を送り出すと餌木を持っていこうとします！その瞬間一気にアワセます！今までの調整ドラグがジワジワ出ていく！これはでかい！体制を整え、ドラグを締め直して踏ん張ります！今までに経験のない重さです！
ブワ〜ッと奴が浮いてきました！巨大SQUID！
烏賊チュウのアシストで無事タモ入れ成功です。
こ、これはデカイ！大事件！１．６ｋｇのカミナリイカ！新記録でした・・・
２．５号の餌木が見えません・・・・。ガッチリ抱きついており、取るのが大変でございました・・・・。へたしたら噛まれる危険！
この状態でゴリゴリ、ガリガリ・・・・。こんなになってしまいました・・・・
改めて見て、デカイ・・・・
これ１パイでクーラー満タン・・・。
さて、これで事件は終わりません・・・。ウキでネンブツダイを餌に出していた竿に全く反応が無いので、ウキを取って堤防のヘチに沈めて「ズボ釣り」に変更です。そして間もなく・・・。竿先がグングン曲がっておるではないか？！一気にアワセると、イカじゃない・・・。グングン引くのでお魚の反応！引き上げてみると見事な良型カサゴ２４ｃｍでございました・・・。イカじゃないですが・・・・。しかし、嬉しお土産ゲット！現在干物の製造中・・・・。
さてさて、お次は烏賊チュウのウキに注目です！沈んでます！ズ〜ンと沈みました・・・！やっとウキの竿に反応有りです！烏賊チュウがアワセるとドラグがジ〜ッ！
しかし、食いが浅かったのか、アワセが早かったのか、痛恨のバラシ・・・・・。
その後、お返しとばかりに烏賊チュウはデカヒイカを今まで鍛えてきた腕で軽々とゲットです！この時期にしてこれだけデカイとは・・・。晩秋サイズでしょ？これ・・・。マルイカみたい・・・。
さて、宴もたけなわです。締めは烏賊チュウの餌木に来たコウイカ！これまたこの時期としてはデカイんじゃないの〜？晩秋に釣られるような立派なサイズです！？成長が早いのか？これから産卵するのか？謎だ・・・・。
それにしても、最初の事件「エチオピア」から始まった今回の釣行は、色々と勉強させられました。意外なことが意外な場所で起こる様々な出来事、自然の不思議さ・・・。多様な釣り、多様な経験をこれからも続けて行きたいものです・・・・。
今日はこれまで！
またまた烏賊の日記でございました・・・・。